こんにちは、アプリナビです。

みなさんは、オリジナルのウェブサイトを作ったことがありますか??



作ったことがある方はご存じだとは思いますが、

基本的には、レンタルサーバー費用がかかると思います。



固定費なので、月々なのか年単位なのか契約によって異なると思いますが

一定期間で、都度費用が発生します。

で、請求されるたびに、何とか費用を抑えたいなって、みなさん思うわけです。



というわけで、今回ご紹介させていただきたいのが

「FIREBASE」というウェブサービスになります。




何とこのプラットフォームは小規模のウェブサイトなら利用が無料なんです



意外と知られていないサービスなんで、今回はこのサービスについて

概要を説明させていただきますね!



 1. Firebaseとは?

ではまず、Firebaseについて、整理させていただきます。

Wikipediaでは、以下のように記載されています。

Firebase(ファイアベース)は、2011年にFirebase, Inc.が開発したモバイル・Webアプリケーション開発プラットフォームで、その後2014年にGoogleに買収された。 2020年3月現在、Firebaseプラットフォームには19の製品があり、9GAGを含む150万以上のアプリが利用されている。



引用元:ウィキペディア

つまり、「モバイル・Webアプリケーション開発プラットフォーム」ということです。



ん、何それ?

って思いますよね、少なくても利用者である私ですらそう思いました。



今回は小規模のウェブサイトということをテーマにしているため

誤解を恐れずに、分かりやすいイメージで表現しますと

ホームページを公開できる、無料のサーバーになります。




ウェブサイト制作者のみなさんはご存知のことと思いますが

ホームページを公開するときに必要になる

レンタルサーバー(htmlやcssファイル等のアップロード先)と

同等な機能を持っております。



 2. Firebaseは無料で使える!

すなわち、現在、レンタルサーバーを契約している人は

Firebaseにお引越しすることができます。




しかも今後固定費がかからないわけです。

最高じゃありませんか?



ただし容量として無料枠は、 に定められています。



様々な機能があって、どこを見たら良いか分からないと思いますが

htmlやcssファイル等をアップロードする機能は「Hosting」という項目になります。



つまり、無料(Sparkプラン)のHostingにおけるストレージは、なんと10GBにもなるわけです。






これだけ容量があれば、個人や小規模で作られているウェブサイトは

十分、無料枠で賄えるのではないでしょうか。



ちなみに本アプリナビもFirebaseにて無料で公開しております。



万が一、ウェブサイトが成長した場合であっても、

従量課金制(Blazeプラン)に移行することができて(ボタン一つで可能)

はみ出した分だけ、請求されるわけです。($0.026/GB)



すごい、と言いますか、すごすぎるぜ、Firebase!



 3. Firebaseの使い方は?

現在、レンタルサーバーを利用していて設定画面やコンソール上などで

htmlやcssファイル等をアップロードしている人にとっては、

コマンドプロンプトを使用するので、少し難しく感じるかもしれません。



しかし登録方法などは「Firebase Hosting 使い方」などで調べてもらうと

いくらでも参照サイトを見つけることができるので

仮に一つのサイトでつまづいてしまったとしても、やり直しがきくと思います。



の2つサイトを見てもらえば恐らく設定ができるのではないでしょうか。



多少重複する部分もありますが、上のサイトを参照してFirebaseへの登録を進めて

下のサイトでHosting(アップロード)の手順に従えば

ホームページを公開できるかと思います。



ちなみにウェブサイトは何個でも作ることが可能です。

すなわち、ドメインを変えて、色んなサイトを運営することができるのです。



資本力の無い学生さんや個人開発の方には、初期投資が不要でお試しで、

様々なチャレンジできるので、この上ないサービスとなっていると思います。



さらにFirebaseの登録には、Googleアカウントが必要になるのですが、

ウェブサイトごとにアカウントを作成すればいいので管理が非常にやりやすいです。



 4. Firebaseの他の特長は?

ここまでFirebaseのHosting機能(ホームページ公開)のみについて話してきましたが

実はこのサービスはかなり優秀で、様々な機能が存在しています。



主な機能としては になります。



  • Cloud Firestore(NoSQLデータベース)
  • Firebase Authentication(ユーザー認証)
  • Cloud Functions(バックエンドコード実行)
  • Analytics(アプリ解析)

え、何ができるのそれ?ってかんじだと思うのですが、

Cloud Firestoreはデータベースなので、例えば投稿サイトを作った場合、

ユーザーが投稿してくれた文章をウェブ上で保存したりすることができます。

逆に言えば、投稿サイトなど、ユーザー参加型のサービスには必須機能とも言えます。



Firebase Authenticationはユーザー認証機能なので、自分でそのプログラムを作らなくも

ユーザー管理を簡単に導入することができます。



Cloud Functionsは初めての人には捉えどころが難しいかと思いますが

例えば、お買い物カートを付けたいって思った時に、決済サービスを導入することになりますが

そういったプラットフォームを利用する際には、バックエンドで動かす機能が必須だったりします。



Analyticsは自分のサイトにどれだけアクセスがあったか、どれだけの時間利用されているかなど

ユーザーの行動履歴を確認することができます。



いずれにしましても、自分がああいうことをしたい、こういうことをしたいと思った時に

デフォルトでその機能が付いている場合は、わざわざ自分でプログラムを作らなくてもよいので

簡単にやりたいことを実現することができるわけです。



以上のサービスはほんの一握りを紹介しただけで、他にも様々な機能が付いておりますので

サイトを拡張させていく際には、おそらく満足して頂くことができると思います。



 5. まとめ

今回はFirebaseについてお話させていただきました。



これからウェブサイトを作ったり、現在既に運営されている方にとっても

レンタルサーバー代を節約できるので、Firebaseは非常に有益なサービスになると思います。



無料で何個でも複数サイトを運営することもできるので

個人開発をされている方には、非常に役立つサービスかと思います。



ぜひ一度利用してみて下さいね!



まとめると・・


ウェブサイトを公開するならFirebaseのHostingを使用すると無料(Sparkプラン)で10GB分使用することができる
FirebaseにはCloud Firestore(NoSQLデータベース)、 Firebase Authentication(ユーザー認証)、 Cloud Functions(バックエンドコード実行)、Analytics(アプリ解析)などの標準機能が付いている